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リアルとバーチャルのハイブリッドな「DMMかりゆし水族館」


多くの県民や観光客が訪れる沖縄美ら海水族館。

沖縄には日本最大級の水槽を有する巨大な水族館がありますが、2020年にはもう一つの、2つ目の水族館の開業を予定しています。

どのような水族館になるのでしょうか。詳細をまとめました。

 

 

DMMかりゆし水族館(仮称)は、バーチャルとリアルが融合した「海洋体験ができるテーマパーク」

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新水族館は、なんとアダルト動画などでおなじみのDMMが運営を行うという事です。

ビデオレンタル店からアダルト動画配信で急成長したDMMは、オンラインゲーム事業、電子書籍配信事業、公営競技事業、オンライン英会話サービス、パチンコ情報提供サービス、太陽光発電事業、3Dプリントサービス、オンラインサロン事業、家事代行サービス、DMM証券などの事業を展開し、今回は水族館運営というエンターテイメント事業にも進出していく事になります。

急成長したDMMがどのようなテーマパークを見せてくれるのでしょうか。楽しみですね。

 

DMMかりゆし水族館(仮称)の建設場所と施設概要は?

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DMMかりゆし水族館(仮称):建設場所

DMMかりゆし水族館(仮称)は那覇空港から直線距離で約5Km、車で約20分程度の「豊崎美らSUNビーチ」近くに建設されます。

「豊崎美らSUNビーチ」と聞いて何か聞き覚えのある方も多いかと思います。

そう、昨年の5月に「AKB48グループ」の選抜総選挙が行われる予定だったあの「豊崎美らSUNビーチ」前の広場になります。

コチラの場所には大和ハウス工業株式会社の開発するショッピングセンターの建設が予定されており、その規模はイオンモール沖縄ライカムや浦添西海岸開発地域に建設中のサンエーパルコと並び県内最大級の巨大なショッピングセンターとなっています。

その新設されるショッピングセンターの敷地内に今回のDMMかりゆし水族館(仮称)が建設される予定との事です。

現在、稼働中の沖縄美ら海水族館は、沖縄本島北部、那覇からも高速道路を使っても2時間かかりますから、旅行の時間の都合で行けなかった観光客や、連休の時にしかいけない県民にとっても、もっと海が身近に親しめる施設になりそうです。

近くには「沖縄アウトレットモールあしびなー」や「ウミカジテラス」「道の駅いとまん」などのショッピングゾーンも揃っていて、今回の新ショッピングセンターと合わせて行楽やお買い物の幅が広がりそうです。

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DMMかりゆし水族館(仮称):施設概要

施設の規模としては8066平米(2440坪)、地上3階構造の1~2階部分を使用するという事ですので、かなり大きな施設になるようです。

新設されるショッピングセンターの施設内に建設される予定ですので、お買い物ついでに楽しめて癒される施設になりそうです、

通常の水族館のように、リアルな海洋生物の展示と、DMMの得意とするバーチャル映像を駆使したハイブリッド水族館となっています。

 

DMMかりゆし水族館(仮称)のバーチャル水族館は沖縄の自然に必要か?

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海に囲まれた沖縄で、水族館ってどうなんでしょうか?

近くには広大な海と真っ白で大きな砂浜の「豊崎美らSUNビーチ」があります。ショッピングセンターからちょっと外に出ればそんな風景です。

北部に足を運べば、「沖縄美ら海水族館」があって巨大なジンベイザメが泳ぐ世界でも有数の巨大水槽があります。

「なにもバーチャル映像で魚を見せられなくても。」

「沖縄にはリアルな巨大水槽の水族館があるんだから」

と言った声が聞こえてきますが、はたしてそうでしょうか。

 

新水族館「DMMかりゆし水族館(仮称)」では通常の水族館にあるようなリアルな水槽での展示ももちろん行われます。

施設の規模からいっても、通常展示だけでも全国の水族館にも劣らない充実した規模の展示が予想されます。

それに加えてバーチャルな展示で、季節や時間ごとの移り変わり、沖縄地方を中心とした動植物との触れ合いがバーチャル空間で体感できるという事です。

普段の通常展示では見る事の出来ない、深海の様子や水槽展示の出来ない海洋生物はそこに居るように見られるのならば、新たな発見や学習の機会を増やせるのではないでしょうか。

何もバーチャルだからと言って単に否定する事は出来ませんね。

時間や季節を超えて移り変わる様子はタイムマシンの中にでもいるかのような癒し空間を演出してくれることでしょう。

2020年の開業が今から楽しみですね。

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