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沖縄にパンダがやってくる?


上野動物園で2017年6月に生まれたジャイアントパンダ「シャンシャン」が人気です。

上野動物園では連日、長蛇の列ができてシャンシャンと母親パンダのシンシンの仲睦まじい姿を見てほっこりされた方も多いのではないでしょうか。

 

変わって沖縄の動物園でも、見てみるとホワイトライオンの子ライオンセラムが人気に集まっています。反面、アジアゾウの小象の琉美たんが無くなったりといった残念な話題もありましたが、沖縄でも動物園の人気が復活してきています。

 

そんな沖縄に中国から「ジャイアントパンダ」がやってくるというビッグニュースが飛び込んできました。

 

 

名護「ネオパークオキナワ」にパンダがやってくる?

今回、沖縄にパンダがやってくるニュースを聞いて、リニューアル工事を進めている「沖縄こどもの国」の目玉事業化かと考えましたが、どうやら違ったようです。

パンダがやってくる可能性があるのは、名護市にある「ネオパークオキナワ(名護自然動植物公園)」だというのです。

どうして名護?

と気になりますよね。

まず中国からの「ジャイアントパンダ」の借り入れは、政治的な要請があって実現するもので、まだ具体的な話があるわけではないようですが、県内の経済界などが「沖縄パンダプロジェクト(OPP)」の設立準備をすすめているとの事で、借り入れや維持費などの予算、受け入れ態勢などを検討したのちに県から中国政府などに要請をするという事です。

 

そこでパンダ誘致に手が上がったのが名護市の「ネオパークオキナワ(名護自然動植物公園)」になるのですね。

ただ気になるのが、来月に行われる名護市長選挙。実はこの「パンダ誘致」も市長選の公約に掲げられていますので、このニュースが市長選の票集めの為のリップサービスに終わらないように、しっかりとその後の動向を見続けなければいけません。

 

名護市と言えば那覇から本部町の美ら海水族館に向かうルートの高速出口にあり、交通量は多いわりに観光客はみんな美ら海水族館に素通りする「素通り観光」が度々問題になっています。

美ら海水族館への素通りを食い止めるためにも様々な施策が施されてきましたが、なかなか引き止める事は難しいようで、名護市もここで大きなイベントなどが欲しいところなのでしょうね。

そこで出てきた「ジャイアントパンダ」の誘致。果たしてその施策は上手くいくのでしょうか。

上野動物園のパンダが大人気ですが、そろそろ日本にもパンダはどんどん増えてきています。特に目新しさはありませんので、県内客を引き寄せるには有効でしょうが、観光客はどうですかね。

美ら海水族館の帰りに、ちょっとは寄り道してくれるのでしょうか。

そもそも日本にジャイアントパンダってどのくらい居るのでしょうか。

日本にジャイアントパンダはどのくらい居るの

1972年に上野動物園にランランとカンカンがやって来てから45年以上が経過した今、実はジャイアントパンダを飼育している動物園は増え続けています。

  • 上野動物園(東京都)
  • アドベンチャーワールド(和歌山県)
  • 神戸市立王子動物園(兵庫県)

結構、パンダを飼っている動物園ってあるのですね。

しかも、アドベンチャーワールドでは、子供パンダもいて、この動物園での繁殖も進んでいるとの事です。

ゆっくりとジャイアントパンダを見たいならば、上野動物園よりはアドベンチャーワールドや神戸市立王子動物園の方がオススメですよ。

 

ネオパーク(名護自然動植物公園)って何?

さて今回、ジャイアントパンダの誘致に名前のあがっているネオパークとはどういったところでしょうか。

ネオパークは、別名を名護自然動植物公園と言って名護市のイオン名護を少し過ぎたところにあるメイクマン(ホームセンター)角に入口があります。

沖縄の亜熱帯の気候を活かして、アフリカやアマゾン、オセアニアの水辺を意識した植物公園になっています。

動物は少なくて、主に鳥類の飼育が多かったように思いますね。

ネオパーク沖縄公式サイト

www.neopark.co.jp/

動物は少ないですが、動物たちとの触れ合いコーナーがあったり、ダチョウやエミュー、オオサイチョウなどの大型鳥類もいますし、カピバラに癒されたり、ヤンバルクイナについて学習出来たりと、家族で楽しめるほのぼの公園となっていますよ。

興味のある方は、名護を素通りせずに、ネオパーク(名護自然動植物公園)にも足を運んでみて下さいね。




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