沖縄鉄道沿線情報 > 那覇県庁前駅 > カフーナ旭橋のバスターミナルビルが完成間近

カフーナ旭橋のバスターミナルビルが完成間近


那覇市泉崎と那覇市旭町分断する旧国道329号線の旭橋交差点から旭町交差点にかけての道路両側の再開発が進められていました通称「カフーナ旭橋」ですが、いよいよメインの施設となるA街区が完成に近づいています。

A~Eの5つの街区に分けて整備が進められ、オフィスビルやホテル・マンションなどが続々と完成していましたが、いよいよ最後に残されたA街区の完成が間近です。

 

カフーナ旭橋配置図

ゆいレール(沖縄都市モノレール)ゆいレールの旭橋駅から眺める新しく完成したビル群は壮観でしたが、那覇バスターミナルだけがポツンと旧建物だけがチープな雰囲気を残していました。

カフーナ旭橋の夜景

写真左がバスターミナル、右が完成した「カフーナ旭橋B街区」です。

そのバスターミナルの跡地がカフーナ旭橋のA街区です。

「カフーナ旭橋」はA~E街区までの全ての総称ですが、A街区のこちらの建物だけの名称もあるのでしょうか?

「カフーナ旭橋で待ち合わせ」となると建物が多すぎて混乱をきたさないのでしょうか?

出来れば個別の名称を付けて頂きたいのですが、今のところ、そういった発表は見当たらないようですが、できれば「バスタ新宿」のように「バスタ那覇」ではありませんが、個別の名称も欲しいところですね。

ではカフーナ旭橋A街区の建物はどういった施設になるのでしょうか。詳細を見てみます。

カフーナ旭橋 俯瞰パース

 

オーパが那覇に帰ってくる

カフーナ旭橋の目玉の商業施設は何といっても「OPA(オーパ)です。

オーパと言えば以前は那覇の国際通り、むつみ橋交差点にありましたので、ご存知の方も多い事でしょう。

現在のドン・キホーテ那覇店のある場所(旧フェスティバルビル)ですね。

ドン・キホーテが出来る前の2013年まで営業していましたが、沖縄県民の国際通り離れなどもあって撤退していましたね

国際通りは過去には、ファッションビルMAXYやフェスティバルビル、沖縄三越、那覇ショッピングセンター、ダイナハ等の地元向けのショッピングセンターが充実していましたが、地元の若者は郊外の大型ショッピングモールや那覇新都心などに流れ、国際通りは観光客専門のお土産屋さんばっかりになってしまったので、ファッションビルを継続していくメリットを失っていたのでしょうね。

カフーナ旭橋 パースA

しかしここにきてカフーナ旭橋という交通の要となる場所に建設されたことで、OPA(オーパ)が沖縄に戻ってくることになるようです。

以前の那覇OPAは、建物の規模もあり、ファッション中心でしたが、今度の那覇オーパは飲食・ファッション合わせて50店舗以上と規模も拡大させているようです。

 

 

カフーナ旭橋の入居テナントは?

カフーナ旭橋断面

今回、開業予定のカフーナ旭橋のA街区施設にはどのようなテナントが入居するのでしょうか。

先ずはもともとここがバスターミナルであったことは忘れてはいけません。

那覇バスターミナルの老朽化によって立て替えられる施設ですので、当然那覇バスターミナルが入居します。

地階がバスの駐車場、一階部分がバスの乗り場という事になります。

空港からモノレールに乗って那覇に訪れた観光客がバスに乗り継ぐ結束点になりますから、那覇の玄関口としての観光支援施設を、ゆいレールから水平に歩行者デッキでつながれた2階に配置。

OPA(オーパ)等の商業施設は2~3階に配置される様です。

4~6階には県立図書館、グッジョブセンターなどが移転してくるようです。

その他、オフィスや駐車場なども計画されています。

県立図書館はかなり大きな施設になりそうですし、現在の県立図書館は立地や駐車場などの面で使いづらかったので、この場所に移転してくるとなれば多くの県民に活用される施設になる事でしょう!

 

 

カフーナ旭橋の地下は将来の沖縄鉄道沖縄本線の那覇駅か?

カフーナ旭橋 パースB

さて当サイトは「沖縄本島縦貫鉄道」の沿線紹介サイトですので気になるのは鉄道駅との結束についてです。

沖縄県案によると「那覇駅」は「那覇県庁前駅」となっていますので、コチラのバスターミナル寄りではなくて、県庁前の「パレットくもじ」前広場あたりかと思いましたが、しかし乗り換えの利便性としては、バスの乗り換えならば「県庁北口」よりは「那覇バスターミナル」、モノレールの乗り換えは「県庁前駅」よりは「旭橋駅」と考える方が、スムーズではないでしょうか。

よってカフーナ旭橋駅の地下が「沖縄鉄道沖縄本線」の那覇駅と予想します。

沖縄本線のルート決定は今年度末を予定しています。その後に具体的な駅位置を検討しますので正式な駅位置はまだわかりませんが、沖縄本線以外にも支線が出来るのならば、与那原線、糸満線、空港線との結束を考えても最良の選択ではないでしょうか。




キーワード